夏に負けない食べ方
この季節は暑さのために大人でも食欲が低下して、料理を作ることも食べることも面倒になりがちですが、しっかり栄養補給できるように食べ方を工夫して、厳しい夏を乗り切りましょう。
1.こまめに水分補給
小さい子どもは熱が体にこもりやすいため、水分が不足するとめまいや発熱などの症状を招きやすく、水分補給がとても重要になります。 ただ、一度に大量に飲みすぎると消化吸収能力が低下して食欲不振につながるので、甘くない飲み物でこまめに水分補給しましょう。
2.酸味を活かす
暑い日でも食べやすい酸味を食材や調味割合で工夫して取り入れましょう。
子どもが食べ慣れている柑橘系(レモン、グレープフルーツなど)の酸味を利用したり、基本の合わせ酢を少し甘めにしたり、ヨーグルトや果物の酸味を活かしたりして、苦手な子でもおいしく食べられるように工夫してみましょう。
3.スパイスや味付け 食欲を高める香辛料(カレー粉、にんにく、しょうがなど)を上手に使いましょう。
4.夏野菜
たくさんの太陽を浴びて育った夏野菜は、火照った体を冷やし、汗で失われやすい体液を補ってくれます。
たけのこご飯
今週の給食で好評だった「たけのこご飯」のレシピをご紹介します。
たけのこご飯
<材料>
米・・・・・・2合
鶏もも肉・・・30g
油揚げ・・・・1枚
たけのこ・・・1/6本
にんじん・・・1/3本
しょうゆ・・・小さじ4
三温糖・・・・小さじ2
塩・・・・・・少々
さやえんどう・12枚
<作り方>
① たけのこ、にんじん、油揚げは小さめの短冊切りにする。
② 鍋にしょうゆ、砂糖、塩、ひたひたの水を入れ、①と細かく切った鶏肉を煮る。
③ 煮汁が半分位になったところで、米に煮汁と水を加えて普通に炊く。
④ さやえんどうはゆでて細かく切っておく。
⑤ 炊き上がったら②の具とさやえんどうを混ぜて、出来上がり♪
※給食では、煮汁だけを加えて炊き込みましたが、ご家庭では具も一緒に炊き込むとよいでしょう。
園の畑で採れた大根を使っています♪
2008年11月17日に大根掘りをおこなってから、給食でも大根料理の日には園で採れたものを使って作っています。
今年の大根は甘みがあってみずみずしく、どんな料理にしてもおいしいのですが、そのなかでも好評だったメニューをご紹介します。
<材料(4人分)>
* ごはん—–4膳
* 塩サケ—–1切れ
* 大根葉—–1/2本分
* 卵—–1個
* 砂糖—–少々
* 塩—–少々
* 油—–少々
<作り方>
①ごはんは普通に炊く。
②塩サケは焼いて身をほぐしておく。
③大根葉はゆでて水気をしぼり、細かくきざむ。
④卵は砂糖・塩を混ぜて、いり玉子を作る。
⑤炊き上がったごはんに、②・③・④を混ぜる。
「葉っぱのごはん、おいし~♪」「かむとシャコシャコする~!」とは子どもたちの感想です。
彩りよくて、大根葉の歯ごたえが楽しい一品です。
【大根とツナのあえもの】
<材料(4人分)>
* 大根—–中1/5本
* きゅうり—–1本
* コーン缶—–小1缶
* ツナ缶—–小1缶
* マヨネーズ—–大さじ3
* 塩—–少々
* こしょう—–少々
<作り方>
①大根、きゅうりは千切りにして、さっと下茹でする。
②コーン缶は水切りしておく。
③ツナと①、②をマヨネーズ、塩、こしょうで和える。
給食では、大根を小さめのいちょう切りにして、スチームをかけて軽く歯ごたえが残る位にしました。
ご家庭では、塩もみして水気をしぼってもよいでしょう。