Archive for 2010年1月29日

具合が悪いときの食事~症状別~

かぜのひきはじめ・・・

 1.体の温まる食事を
 特にかぜのひきはじめには効果的。煮込み料理やスープなど、片栗粉でとろみをつけると寒い冬でも冷めにくく、ゆっくり食べることが出来ます。
 2.栄養補給をしっかりと
 ビタミンA(緑黄色野菜など)やビタミンC(果物、じゃがいも、さつまいもなど)で抵抗力を高めましょう。皮膚や粘膜を強くして、かぜの予防やウイルス退治に力を発揮します。

 熱があるとき・・・ 

 1.発熱により汗や呼吸で水分が失われるので、水分補給をしっかりと。 
 2.ビタミンB1で消耗を防ぎ、回復を早める。
 ビタミンB1はニラやにんにく、長ネギなどに含まれ、スタミナをつける効果があります。また、にんにくや長ネギのにおいの成分には、すぐれた発汗・解熱作用があります。
 3.ビタミンB2で細胞の再生、エネルギー代謝を促進 
熱で食欲がない時は、ビタミンB2を含むヨーグルトやアイスクリームも効果的です。

嘔吐・下痢をしているとき・・・ 

 1.症状を見ながら水分補給 
嘔吐が続く場合は無理に水分や食事を与えることはありません。水分を与えたことにより、かえって余分に嘔吐して脱水がすすみ、体力を消耗してしまいます。
 嘔吐が半日以上続く場合は再受診して、嘔吐が止まったら水分補給をしましょう。
 2.使う食材に注意 
食物繊維の多い食材や脂肪の多い肉類、乳製品、刺激のある香辛料は避けましょう。吐き気を誘う柑橘類も避けましょう。