かぜのひきはじめ・・・
1.体の温まる食事を
特にかぜのひきはじめには効果的。煮込み料理やスープなど、片栗粉でとろみをつけると寒い冬でも冷めにくく、ゆっくり食べることが出来ます。
2.栄養補給をしっかりと
ビタミンA(緑黄色野菜など)やビタミンC(果物、じゃがいも、さつまいもなど)で抵抗力を高めましょう。皮膚や粘膜を強くして、かぜの予防やウイルス退治に力を発揮します。
熱があるとき・・・
1.発熱により汗や呼吸で水分が失われるので、水分補給をしっかりと。
2.ビタミンB1で消耗を防ぎ、回復を早める。
ビタミンB1はニラやにんにく、長ネギなどに含まれ、スタミナをつける効果があります。また、にんにくや長ネギのにおいの成分には、すぐれた発汗・解熱作用があります。
3.ビタミンB2で細胞の再生、エネルギー代謝を促進
熱で食欲がない時は、ビタミンB2を含むヨーグルトやアイスクリームも効果的です。
嘔吐・下痢をしているとき・・・
1.症状を見ながら水分補給
嘔吐が続く場合は無理に水分や食事を与えることはありません。水分を与えたことにより、かえって余分に嘔吐して脱水がすすみ、体力を消耗してしまいます。
嘔吐が半日以上続く場合は再受診して、嘔吐が止まったら水分補給をしましょう。
2.使う食材に注意
食物繊維の多い食材や脂肪の多い肉類、乳製品、刺激のある香辛料は避けましょう。吐き気を誘う柑橘類も避けましょう。