管理栄養士 細井です。

10月は雨ばかりでしたが、11月に入って晴れの日が多くなったと思ったら・・・だいぶ寒くなってきましたね。

体調を崩してしまったお友だちは早くよくなるといいですね。

そうでないお友だちも元気に過ごせるように、今日は身体があたたまる給食を紹介したいと思います。

先日のお誕生会のメニューの「みそチャウダー」です。

 

<材料>4人分

・玉ねぎ  中 1/2個

・じゃが芋 中 1個

・にんじん 中 1/4~1/5本

・ブロッコリー 1/4房

・コーン缶 大さじ2

・あさり水煮缶(汁ごと) 20g

・かつおだし汁 2カップ

・豆乳 1カップ強

・みそ 大さじ1

・米粉 大さじ2

 

<作り方>

1.玉ねぎ、じゃが芋、にんじんは角切りにする。ブロッコリーは小房にして、さっと茹でておく。

 

2.玉ねぎ、にんじんを、かつおだし汁で煮て軟らかくなったら、じゃが芋を入れ火を通す。 コーン缶、あさり水煮缶を入れて少し煮たら豆乳を入れて、ひと煮する。

 

3.みそを溶いて味を調えて、適量の水で溶いた米粉を少しずつ入れて、とろみをつける。

 

4.ゆでておいたブロッコリーを入れて出来上がり!

 

野菜やあさりの水煮の量は、お好みで調整してください。

冬においしい かぶや白菜、かぼちゃ、カリフラワー、きのこ類を入れてもよいと思います。

洋風なシチューもおいしいですが、たまには ご飯にも合う、みそチャウダーにしてみてはいかがでしょうか?

 

「みそ」は栄養成分を、たくさん含んでいて体に良いとされている食材です。がんの予防、コレステロールの上昇を防ぐ、脳の老化防止、疲労回復、美肌効果など大人が注目したい効能のほか、発酵食品なので腸を強くする働きがあります。

腸が強くなると免疫力がアップするので病気の予防やアレルギーの抑制、代謝アップにもなります。

お酒を飲みすぎた時のみそ汁はアルコールの解毒にもなるので、パパやおじいちゃんにもよいですね。

野菜を沢山入れると野菜からのだしも出るので、みそを多く使わなくても、おいしいみそ汁が出来ます。

園の汁物も、献立表には数種類しか記載できないのですが、たくさんの具材を入れています。そのせいか汁物好きなお友だちも、たくさんいるようです。

旬のものには栄養が、たっぷり含まれています。その旬のものと体に良い「みそ」を使って作る おみそ汁やスープは、それだけで元気が出る食べ物ですね。

ちなみに我が家は普段、朝食がパンのときもありますが、勝負の日(試合や試験、発表など・・・)の朝ごはんは必ず、ご飯とみそ汁を出します。元気の出る朝ごはんです。

これから、もっと寒くなる季節ですが、たくさん食べて、たくさん遊んで、たっぷりの睡眠をとって、子どもたちはもちろん、パパやママ、ご家族も毎日元気に過ごしていけるといいですね!!

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